デスストランディング 自分用 断片的な手記

「デスストランディング」によって都市や人々は分断された。

つまり、「デスストランディング」という現象は世界を分断するほどのものであった。

通信や物資の流通などもすべて閉ざされてしまった。

 

世界について

 

TGS2019/9/14 ステージにで、文書が映るシーンがあった。

以下抜粋。

かつて人類は飢饉や戦争という問題に常に直面していた。アメリカが崩壊したこの世界でも、それは根本的に解決されているわけではない。だが、それらは本質的な問題ではないんだよ。

ノットシティの市民やプレッパーズが、飢え死にすることはほとんどない。石油や水のような資源を争って戦争状態になることもない。もちろん、一時的に食料や資源が不足することはある。

しかしそれは、必要とされるところにものが届かないという、配達の問題なんだ。それを解決するために、大統領はブリッジズによる配送や、カイラル通信を考えた。

食料や資源が足りなくて、今を生き延びることに必至だという状況ではない。

分断され、孤立したせいで、自分たちのことにしか関心が無くなってしまった。

今の人類は、この世界を未来に繋いでいくことを想像できない。それを大統領は憂いているんだ。

 

TGS2019/9/12

・ポートノットシティは5万人規模の都市(千代田区ほどの人口)

・配達人は都市の配送センターにしか入れない

・配達物は医療品や人の遺伝子

 

まとめると

・食料や石油はどこかの都市で生産され,、ブリッジズによる配達が行われることで飢えの心配はない

・相互超大容量ゼロ時間通信=カイラル通信、”魂ある生物”や”オリジナルの物”以外であればかなりのものが通信で送ることができるようになる

・カイラルプリンタで武器や装備(衣服や家具も恐らく)作れる、材料は必要

・ポートノットシティの遠方にガントリークレーンが見えることから貨物船かそれに準ずる何かからコンテナを運んでいると思われる(ポートノットシティが海沿いにあるかは分からないが)

 

気になる点

◎文書の「アメリカが崩壊したこの世界」は以下の可能性が考えられる

・「アメリカが崩壊した世界」というのは、「アメリカで起こったDSによって世界全土がBTや時雨によってが崩壊してしまった」

・BTや時雨は崩壊という直接的な原因では無く、もっと大きな何かがあった

アメリカ大陸以外は存外正常で、アメリカ大陸だけ異常な世界となっている(ブリッジズはそれに気づいていないか、メトロエクソダスみたいに秘匿している

 

◎ブリッジズの目的はDSの謎を解明し、もとのアメリカを取り戻すこと

カイラル通信をアメリカ全土に繋ぐことは、インフラを整えて人々の生活をよりよくすることだと思うがそれ以外にもあると思う。

言及されているわけではないけど、都市間をカイラル通信で繋ぎ分断された情報を統合して人類の英知を取り戻し、DSの謎を解明することが最終目的のはず。

つまりアメリカ都市連合を作ることはその道程で、最終的にBTという存在を淘汰し時雨をやませることができれば、また繁栄を取り戻せるワケである。

 

◎ブリーフィングで「私の体はビーチにある、だから年はとらない」

最初、西海岸=ビーチだと思っていた。DSは西海岸で起こり、そのため西海岸に住んでいる(体がある)人は歳をとらないのだと思っていた。

つまり、アメリもその状態なのかと。

しかし、よくよく聞いてい見るとそうでは無いらしい。

 

ハートマンの動画では、ビーチに家族を探しに死んで”訪問”すると言っている。

 

◎そもそもビーチとは何か。

ソウルの種というサイトで言及されていることをまとめる(適当)と

・古来よりとはあの世のことを指し、陸上とは現世である。ではその境界である砂浜とはあの世とこの世を繋ぐ境目になる

ビーチ=あの世と現世のつなぎ目、中間地帯

デスストランディングとは、死んで砂浜に座礁すること

・サムがいる現世の人がビーチに行くということは、生きたまま現世とあの世の境目に行くということになる

・マスストランディングとは生きたまま座礁すること

 

つまり、体がビーチにあるということは

・生きていても死んでいてもいない状態

 

生きるとは

・栄養を摂取して代謝を行い生命を保ち活動できる状態であること

・DS以降の世界ではビーチ中間地世界)にも海(死者の世界)にも行かない状態でいること

 

死ぬとは

・生命の活動を終えること

・DS以降の世界では、生者)→ビーチ中間)→死者)へと移行していくこと

アメリは、この死の第一段階ビーチ)で止まっているということになる。

 

BTとはあの世の存在

・DS以降の世界では、生者の世界)、ビーチ中間世界)、死者の世界)の三世界がある

BTは海(死者の世界)の住人にあたる。

・BTのなかのキャッチャーという存在反物質で出来ている

現世の物質生者)と触れ合うと対消滅をおこしてしまう

 

対消滅ってどうなるの?

1円玉一個分のアルミニウムが対消滅を起こした場合、広島の原爆の3倍ほどのエネルギーを発生させる

 

アメリはBTなのか?

・おそらく半分BTなのでは

・正確にはBTになる一歩手前である

・トレイラーでアメリとガラス越しにでしか対面していないのは、アメリは半分BTだから

アメリと現世の人間が触れ合うと対消滅かそれに準ずる何かが起こってしまう

接触れ合う描写が無い

 

体がビーチにあるという状態ってなに?

アメリがハートマンと対照的な存在なら、アメリの魂は現世にあって体がビーチにあるということになる

アメリという存在は現世とビーチで二分されているハガレンのアルの魂的な状態)と考えるのが妥当かもしれない

 

トレイラーでヒッグスが「この手で人を触れることは出来ないが」

ヒッグスも半分BTビーチに体を置いてきた)なのかもしれない

・瞬間移動したりBTを召喚したり時雨を降らせたりするところを見ると、半分BTの中でもかなりBTよりの存在なのかも

 

ヒッグスがフラジャイルの涙を舐めていたシーンは?

・ヒッグスのベロ(反物質)とフラジャイルの涙(物質)で、反物質と物質が触れ合い対消滅が起きていたはず

・つまりフラジャイルも半分BTなのか?

・フラジャイルとサムが額を触れ合っているシーン(たぶんデル・トロ監督『パシフィック・リム』のラストシーンのオマージュ)で、対消滅が起こっているはず

 

フラジャイルは現世の生者とも半BTとも触れ合る存在なのか?それとも物語の途中で、ヒッグスが半BT化したか、フラジャイルが半BTから生者にもどったのか。

そもそも半BTという存在の定義そのものが間違っているか。



なににしても発売が楽しみである。

今年の有給はすべてDSに注ぎ込む予定だ。(プロジェクトが大炎上しない限り)